【初心者必見!】中国輸入ビジネス、大ヒット・ヒット商品の生み出していくためのコツ7選
こんにちは。管理人の堀です。
前回記事で中国ビジネス(以下、物販)で成功するためには大ヒット・ヒット商品を生み出していくことが大事だということをお伝えしました。
物販は大ヒット・ヒット商品を探す旅
日々の細かい経費管理はもちろん大事ですが、経費を気にしすぎて結局何も出来なくなってしまったら、それは本末転倒です。ある程度払うモノは払いつつ、ヒット商品の利益で一気に挽回するというのが物販の王道です。
では、そういってもどうやったら大ヒット商品・ヒット商品を生み出せるのか?それがわかれば誰も苦労しませんが、今回は、自分自身が生み出した中ヒット商品の事例や成功されている方から聞いたやり方を書いていきたいと思います。
特に物販初心者の方に見て頂きたいですが、ある程度物販を継続している方もあらためてご参考にして頂ければと思います。
Contents
まずは基本が大事!物販を継続できる体制作りから
当たり前の話ですが、そもそもとして物販を継続しなければヒット商品には絶対出会うことが出来ません。
今まで数多くの物販仲間がいましたが、その人たちのほとんどがヒット商品を見つける前に物販をやめてしまいました。
理由は様々、「お金(経費)が掛かる」「手間が掛かる」「(カウンターパートになる)中国人の相手をするのが嫌」などありますが、集約するとそのほとんどが「物販を続けることの意味が分からない・ゴールが見えない」ということになります。
それについては、何回もお伝えしているように、
物販は大ヒット・ヒット商品を探す旅
という定義付けて、進んでいっていただければと思います。
また、物販継続に関して大部分のウェイトを占めるのはお金の問題ですので、冒頭でご紹介した前回記事などを参考にするようにしてください。
目標が定まれば、お金の工面の仕方もクリアになってきます。
「物販は儲かる」というコンサルタントの安易な口車に乗らないよう、「物販は儲かるけどお金の工面は大事」という熱い気持ちと冷静な頭脳を兼ね揃えて、物販に臨むようにしてください。
需要はあるけど売っていない機能があるモノ
考え方の話が多くなってしまいましたので、当社の実例を用いて具体的な説明を差し上げたいと思います。
もう6年くらい売っている当社POPスタンド。
今では真似する業者が大量に増え、それほど売れなくなってしまいましたが、発売当初は何度もランキング1位になりましたし、コロナ禍で飛沫防止ビニール掲出用として爆発的に売れたこともあります。1週間で100万円以上売れました。
この商品は、元々少し違う形状のものが販売されていて、当社もそれを扱っていました。
しかし、画像を見て頂きたいのですが、以前のものはT字部分が着脱不可能であり、梱包が大きくなってしまうという弱点がありました。また、当時は中国から一度事務所に取り寄せて、Amazon倉庫に発送していたので大変な手間が発生。
夜な夜な作業していたことが懐かしくあります。
一方、出品するたびにすぐに売り切れてしまっていたので、どうにか発送体制を整えたいと感じており、中国・義鳥の市場で工場と直接話をしようと考えていました。
すると、、、何と!T字部分が着脱するタイプが売っているではありませんか!そこですぐに工場と交渉。また、このタイプであればコンパクトに梱包できるとサプライヤー側も言ってくれました。
加えて、ちょうどその頃から、そのサプライヤーが中国からAmazon倉庫に直送するサービスを始めたので、手間は10分の1、売り上げは10倍となりました。1つのヒット商品が会社の構造を変えてくれた事例でした。
欠点を補う・改良するOEM
このPOPスタンドは、本当にたまたま見つかったと思いますし、最終的には競合が増えてきてしまっています。結局のところ、市販品なので競合も自由に購入・販売できるので、市場が飽和してしまうのは時間の問題でしょう。
それでも、6年間も売れ続けているのでそれはそれで優秀だと言えます。
一方で、こうした欠点(今回で言えば、T字部分が着脱式など)を意図的に改良させるというやり方もあります。
それがOEMです。
ただ、プラスチックやアルミなどの固い素材を使う製品のOEMには、金型が必要になってきます。この金型代がとても高価なので、よほど売れる見込みがないものはなるべくやらない方が得策でしょう。
ここでもう一点、当社事例をご紹介したいと思います。
クリスマスシーズン限定ですが、爆発的な売り上げを誇るトナカイ着ぐるみ。
この着ぐるみもデフォルト商品がありました。いろいろ商品を探していた12月上旬くらいにリサーチして、中国サプライヤーに発注を掛けました。シーズン終わり頃だったので在庫はわずかしか残っていないということでしたが、それでも急いで輸入。商品写真も間に合わず、着荷確認で撮った床に広げた写真をそのまま使いました。
するとその状態の販売でも瞬殺(すぐに売れるという意味)。
これは需要が有ると思い、さらに売れるようにするため、OEMを決意。ポイントとしては、トナカイの顔のデザインがイマイチだったのでその辺を中心に改良。また、細かい機能性を拡張するためのマイナーチェンジを繰り返しました。
毎年毎年、売れ行きが増えており、11月後半から12月のクリスマスまで、当社にはありがたいボーナス商品となっています。
なお、こういった商品のOEMは、単純に顔が可愛くないということでOEMできますが、そもそもどういった点をOEMすればよいのかわからないこともあるので、そうした際はお客さんのニーズを探ったり、コンサル先生などの第三者からの意見をもらったりするのです。
知人からの情報、ネットワーク作りを大切に
ここから先は、当社事例ではなく、一般的に言われていることをまとめたいきます。
物販仲間のA社長ですが、1つの商品で年間1億円以上の売り上げを叩き出し、タワマンの最上階で暮らしています。この方も、つい最近までサラリーマンをやっていました。
A社長が扱う大ヒット商品について、どうやって見つけたんですか?と聞くと、物販仲間のコミュニティで商品を紹介された、とのこと。
まだその商品が注目される前で、まさしく先行者利益だったようです。紹介してくれた方とともにウハウハとのこと。
なかなかこういう幸運に恵まれる機会は少ないことも事実だと思いますが、ネット上でAmazonや楽天などの販売ランキングとにらめっこしてリサーチする以外に、人を介したヒット商品というものもあります。
やっぱりこうしたコミュニティに属するためにも、コンサル先生に習うのは重要です。自分一人で作業しているだけだと、こうした出会いもなかなか無いのが現状です。
展示会に参加してお宝商品を見つける
今は難しいですが、良くあるパターンとして、海外の展示会に参加してまだ見ぬ商品を探すという方法もあります。
正直、今の時代においてはネットでいろいろ探せてしまうのですが、やはり商売の基本は現地で担当者と顔を突き合わせて話をする事です。また、現場に行ってみれば、自分でも想像にしたことのない商品が眠っている可能性もあります。
まだほとんどの日本人が目にしていない海外のヒット商品は、日本でもヒットするチャンスはかなり大きいです。
しかし、海外の通訳を手配して、飛行機・ホテルを用意して、数日掛けていくわけなのでコスパが良いかと言われると首を傾げる部分もありまして、まさにお宝探し気分。費用も掛かるので余裕のある人向けですが、事業者としてのレベル・経験値を上げる意味では必要不可欠。
年に1回くらいは行くようにすれば、見えてくる世界も変わってくると思います。
一方、海外展示会はいつ再開するかわかりませんので、まずは国内展示会に参加するというのも1つの手です。アメリカやヨーロッパなどの最新ブランドが登場していることもあり、ご自身のビジネスと親和性の高いものが見つかれば、それだけで差別化出来たりします。
売れているものを掛け合わせたOEM
青汁王子というニックネームで有名な三崎優太氏。彼の会社の代表作の一つである「フルーツ青汁」。
その開発秘話について三崎社長は、
「青汁は体にいうということで売れているが苦いという側面もある。フルーツジュースは美味しくて基本的によく売れている。この2つを掛け合わせたのがフルーツ青汁です。」
という趣旨の発言をしています。
売れているもの(要素)を掛け合わせたら、さらに売れる。これは1つの正解です。
ただ、面白いもので、売れているもの同士を掛け合わせても、本当に売れるかどうかは販売してみないとわかりません。要は、メリットばかり増えても、お客さんからするとToo Muchになっている可能性もあります。
プラスとプラスを組み合わせたら大ヒット!と安易に考えず、本格的に販売する前までに入念にテストなどを行うようにしてください。
最近話題になっているクラウドファンディング
テスト販売するという意味では、クラウドファンディングに出品してみるのも手だと思います。
クラウドファンディングで「目標達成した商品」ということで、Amazon・楽天などで販売すればそれだけでブランディングになったりもします。
目標予算の設定や、仕入れ先との調整がしっかりできていれば、クラウドファンディングをやることのデメリットはほとんどありません。
唯一言えるとしたら、ECで単品販売している際は気楽に販売ができますが、クラファンを使うとなると、プラフォーマー側や顧客への責任が重くなりますので、少々忙しくなるということでしょうか。
いずれにしても、真面目に事業に取り組んでいるのであれば問題ない話だと思います。
【注意!】売れている物をそのままOEMしないようにしましょう
最後に注意点として、売れているけど中国アリババで商品が見つからない時、そのままOEMし用とする方もいらっしゃいます。しかし、デフォルト商品の販売者(権利者)から訴えられたら、かなりの確率で弱い立場なってしまいます。
犯罪というよりは、訴えられたら弱い、という感じです。
OEMする際は、どういった点を注意すればよいのか、経験者(コンサル先生)や特許系の弁護士に確認するなど、慎重に進めるようにしてください。
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