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PSE、PSC、電波法など許認可認証に関する著作を出版しました!

 2023/07/29 認証の原理原則
この記事は約 7 分で読めます。 651 Views

こんにちは。管理人の堀です。

このたびセルバ出版より「値下げをせずに競争力の強い『許認可認証商品』をECサイトで売る方法」を出版する運びとなりました。

 

これもひとえに本メディアをお読みいただき、許認可認証に興味関心を頂いている皆様のおかげでございます。本当にありがとうございます。

許認可認証はかなり狭い領域でありながら、一方で電化製品など対象になるものを日本で販売するためには必ず行わなければならない、という側面を持っています。

これまで許認可認証全般を扱った書籍は皆無であると言えます。その分、どういった内容にすればよいか苦慮をしましたが、基本的には初めて許認可認証を行う方がどのような点に気を付ければよいのかを網羅的に書いています。

今回は書籍各章の簡単なあらすじと購入特典についてご紹介していきたいと思います。

 

はじめに

当社がそもそもどうして、許認可認証の代行事業を開始したのか、当時のエピソードを踏まえて語っております。

物販ビジネスを開始してみたものの、当然売れることは売れますが、全く利益が出ない状態が何年も続いた後に、はじめて可能性がある商品に出会いました。それがワイヤレスプレゼンターでした。

 

しかし、ようやく出会えたヒットの可能性が高い商品に許認可認証が必要、という事実と遭遇してしまう。ここについては多くの方と同じではないかと思います。

また、物販プレーヤーも増加する中で、単純な商品では差別化がつかず売れても赤字という事業者の方が増えている傾向をお伝えして、差別化が付けられる許認可認証が必要な製品を取り扱うことを提案しています。

 

第1章:なぜ今、ECサイト販売で許認可認証が必要なのか

そもそもとして「許認可認証」というものの意味ついて語っています。何故、許認可認証が存在しているのか、そうしたことを知らないと単純に費用だけ掛かる行為であると誤解を生んでしまいます。

また、近年、個人レベルから誰もがECサイトで販売ができるようになり、それにつれて許認可認証が必要な製品を何もしないで販売する事例も増えています。そうした中、管轄する経済産業省や総務省などの取締りが強まり、ECサイト側も出品者への注意勧告が増えています。

知らずに売っていても、「知りませんでした」では許されなくなってきており、初心者だからこそ理論武装は必要だと伝えています。

また一方で、そうした人であっても知識さえあれば許認可認証は十分可能であるともお伝えしています。

 

第2章:EC小売り関連で必要になる主な許認可認証とは

許認可認証と一言で言っても、多種多様にわたりますが、EC小売りで関連がありそうなのは、主にPSE(電気用品安全法)、PSC(消費生活用製品安全法)、電波法、食品衛生法などです。

それぞれの法律の概要や対象有無の考え方の解説などを書いています。

正直言って、当社にお問い合わせのあるPSE対象有無についてはここを読んでいただければ大体解決すると思います。決して難しいことはありません。

ご自身が販売しようと思っている商品に許認可が必要かどうかを確認していきましょう。

 

第3章:実際に許認可認証を進めるためにしなければならない準備

許認可認証が必要な商品が売れる(差別化できる)と言っても、許認可認証をしたから売れるわけではなく、「売れる商品を許認可認証して差別化する」というのが正しい考え方です。

この点は他の物販商品と同じ考え方です。

商品のリサーチの方法、許認可認証の情報を持つ公的機関との付き合い方、お金(費用)の作り方などを解説していきます。

 

第4章:許認可認証を進めるうえで中国工場の協力は不可欠!

今回の書籍のハイライトはこの章かもしれません。

物販をするという方の多くは中国工場からの輸入になるのでしょう。アパレル・雑貨などの一般商品であれば、通常のやり取りでも十分にビジネスができるでしょうが、許認可認証をするとなると、生産工場からサンプルや技術資料を提出してもらう必要があります。

これが本当に難しい。

中国工場は中国工場の都合があるわけで、それを知らずして、商品買うんだから何でも協力するのが当然だ、という考えの事業者の多いこと。こんな考えをしていたら、いつまで経っても許認可認証などは進みません。

今まで無数のお客様の仕事を通して得た生産工場との付き合い方ノウハウや、アリババでディストリビューターを排除する方法など、他では絶対に手に入らない情報が満載です。

 

第5章:具体的にどんな試験をするのか把握しよう

漠然とPSE試験、電波法試験などといっても具体的に何をするのわからなくあります。正直、技術者でもない事業者の方がすべての試験項目を把握する必要はありませんが、おおよそどういうことをやるのか、どのように点で試験が躓きやすいのか、などを知っておく必要はあります。

そうすると、委託した試験機関や代行会社などがちゃんとやっているのかを確認出来ますし、状況の説明をされてもすぐに合点がいくことでしょう。

また、認証試験でかなり重要なのが技術資料の提出です。これも工場がやってくれるものですが、その資料においてもどういったもの必要なのか、また工場が遅れている際に何故遅れているのか、そうした理由もわかるようになり、事業者としても一歩上に進むことができます。

 

第6章:認証試験以外の法制度も理解しよう

この章は認証試験が終わった後に、試験とは別に必要になる法制度の理解について解説しています。

試験が終わればすべて終了と思って何もしないでいると、許認可認証をしていないのと同じことになりかねません。試験も大事ですが、実はその後の対応もかなり大事です。

しかし、そうしたことについて適切に教えてくれる(解説してくれる)人はほぼ皆無ですので、当社のリアルの知見に基づき、リスクもご説明しながらかなりわかりやすくお伝えをしています。

 

第7章:許認可認証に関するこぼれ話

最終章は許認可認証そのものからは少し離れて、その周辺に関する情報などをお伝えしています。そして、やっぱり気になるのは許認可認証にまつわるお金の話。

試験費用もそうなのですが、実は当社が自ら許認可認証したワイヤレスプレゼンターは権利売却を行いました。許認可認証は任意団体などの特殊試験ではなく、国家が定めた国家認証ですので、そうしたものへの周囲(金融機関)の評価は高い傾向にあります。

その他にも様々なトピックをお伝えしています。

 

おわりに

最後は自社の宣伝にもなってしまっているのですが、結局のところ、許認可認証に関する(法制度などの)知識を得ても、正確に許認可認証を実施することは難しいと考えています。長年この道でやってきた技術者の存在は不可欠です。

事業者単体で特に中国などの海外工場に、日本の許認可認証について理解させることは一生かかってもできないかもしれません。

では、そもそもこの本は何のためにあるのか、ということになりますが、許認可認証の実務は当社にお任せください、ただ、そこに至るまでの様々なプロセスは事業者の方も学んでおいていただきたい。

そうすれば、認証への誤解などもなくなり、よりスムーズに許認可認証が進められると考えています、ということを書いて本を締めくくっています。

 

購入特典

是非、本著「値下げをせずに競争力の強い『許認可認証商品』をECサイトで売る方法」を手に取ってお読みいただきたいと考えています。

もちろんAmazonでの購入もありがたいのですが、是非、お近くの書店でお買い求めいただけますようお願い申し上げます。

おそらく店頭には置いてないと思うので、注文購入いただくことになります。下記フォームからお進み頂きますと、所在近くの書店をご案内しますのでそちらお買い求めください。書店での購入を1冊の方、3冊以上の方、それぞれで特典を付けています。

詳しくはフォームをご覧ください。

 

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