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中国輸入ビジネスで売れる商品の考え方、今までの間違ったやり方ではいつまで経っても見つかりません

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こんにちは。管理人の堀です。

今回は、中国輸入ビジネスについて書いていきたいと思います。

中国輸入ビジネスのコンサル生募集ランディングページを見ていると、○○万円売れた!○○〇万円売れた!などと、「売れた!」という単語ばかり目に入ってきます。

そもそも、売れるということは何かしらの商品があるわけです。商品がないのに売れるなんてことはありません。売れた!売れた!とばかり煽っている記事を見ていると、中国輸入を始めさえすれば、何でもすぐに売れるという錯覚に陥りがちですが、実際はそんなことはないのです。

もちろん、売れた!を強調するコンサルの方たちも商品を探すノウハウはあるのでしょうが、ここでもう一つ問題があり、売れるという現象は、①お金を掛けずに売れる、②お金を相応に掛けて売れる、という2パターンがあります。

前者はろくに広告もしていないのに商品を置いただけで売れる、後者はジャンジャン広告をして商品を売る、というイメージです。

当然、前者は広告=経費を使っていなので利益はどんどん出ます、一方で後者は広告などでお金を使っているので利益はほとんど出ない、下手をすると売っているのに赤字ということもあり得なくないのです。

つまり、売上げをどれほど強調しても実際のところビジネスとしては赤字かもしれません。一方で、売上げが小さくても利益があれば黒字です。この辺が売上げの罠でもあります。

何年か前にスーパーのダイエーが倒産してイオンに買収されましたが、ダイエーは6兆円売っていたのにそれでも赤字で倒産してしまったのです。この辺はビジネスの基本として覚えておきましょう。

中国輸入ビジネスの神髄は、なるべく経費を掛けずに置いただけ売れる高利益商品を見つけて販売することです。もちろん、全てにおいてそういった商品を扱えるわけでもありませんが、そのポイントだけは頭に入れておきましょう。

今回は、売れる商品の考え方をお伝えしていきたいと思います。これを知っているだけで、かなり有利にビジネスが出来ますよー。

 

ビジネスの根本は売り方ではなくて、商品問題が一番大事

ビジネス=売り方と考えている方が多くいらっしゃるように感じますし、実際にビジネス系のランディングページなどでは、「売り方を変えたら売上げ○○倍アップ!その秘訣とは?」という類のモノが散見されます。

また、ビジネスは「売り方8割、商品2割」などと言われたりしていますが、私が勉強している「経営の原理原則」では、その真逆で「商品9割、売り方1割」と言われています。

売り方を駆使してよいのは、既に売れている商品を有している大手企業くらいであり、大して商品力もない中小企業・個人事業主が売り方を駆使して販売をしていたら、あっという間にお客さんからそっぽを向かれてしまいます。

何故ならば、良くもない商品をすっごい綺麗な写真にしたり、広告ガンガン掛けたり、本当かどうかわからない美辞麗句のコピーが並んでいたりして、ついつい買ってしまったとしても、届いたものがしょぼ過ぎたらお客さんは一気に、その販売者からは離れてしまうからです。

つまり、大して商品力がない段階で売り方を駆使すると、かえってお客さんをなくすことにつながるのです。

逆説的に聞こえますが、中小企業・個人事業主こそ商品力を第一にしたビジネスをするのが大事なのです

 

USPの強調とか関係なく、お客さんが欲しがる商品を販売しよう

では、どうやったら売れるのか、販売事業者としては当然工夫を凝らすことになりますが、その際に、少しでもその商品をよく見せようと、巷で流行っているような、

USP
Unique・・・・・・・・ユニーク → 独自

Selling・・・・・・・・・セリング → 売り

Proposition・・・・・・・プロポジション → 提案

 

を強調した商品ページを作ろうと考えがちです。

その為に、有りもしない無理矢理作った強みなどを書こうとするのですが、その時点でビジネスは終わっています。

先ほども説明したように、そのようにして書いた強みなどで買ってしまったお客さんからは、大したことのない商品にガッカリ。もう二度と買い物をしてくれなくなるでしょう。

USP・強みなどを強調していたら、お客さんの信用を無くすだけなのです。

そういうことはせずに、お客さんの欲しがる商品を探してきて販売するようにすれば、まさに置いただけで飛ぶように売れていきます。

私自身、現在扱っているヒット商品の最初期は、商品写真が間に合わなかったので、検品用に利用した床置き写真をそのまま利用したことがあります。綺麗な写真とは程遠かったですが、瞬殺※でしたね。(※あっという間に売れることの意味)

こういう体験をしてしまうと、USPの強調とかあほらしくやっていられません。事業者のやることは、商品の価値・機能を過不足伝えることです。そして、それをすることでお客さんが欲しくなる商品を探しましょう。

例えば、当社のこのメディア(認証の原理原則)についても、当社の認証ビジネスの価値・機能を出来る限り過不足なくお伝えできるように、沢山の記事を書いています。

当社の場合では、「中国工場相手に認証代行ができる」というUSPがあるのも事実ですが、その中でも、認証に関する知識・情報、(失敗も含めた)当社事例などから、商品・サービスの価値を伝えています。

もちろん、インターネットで売るような1個1個の商品に、ここまで労力を使う必要はありませんが、考え方の根本はUSPの強調ではなく、価値・機能を過不足なく伝えることです。

そして、そうするだけで売れる商品を探してくるのが、事業者の本当の仕事です。

世界最大の常設見本市「中国・義鳥(イーウー)」の様子。世界中のバイヤーがこの地に集う。

 

お客さんを満足させるのではなく、悩み・不満・困りごとを解消する商品

では、どのような商品を探すのか?

具体的な商品の探し方は、またあらためて別ページでお伝えしますが、今回は簡単なエッセンスを紹介しておきます。

経営の原理原則では、お客さんを満足させるのはほぼ不可能であり、それよりも悩み・不満を解消する商品を見つけなさい、と言っています。

ここでは簡単に言いますが、本当にお客さんを満足させようとすると、ものすごく高い商品コスト・人件費コストなどが発生することになり、資本体力のない中小企業などがそれをやってしまうとあっという間に倒産することになってしまう、ということです。

考えてみてもわかると思いますが、現代のようにモノ・サービスが溢れる中で、その中からさらに満足してもらう商品を提供するとしたら、どれほど高価値なものを販売することになるのでしょうか。

また、実際の価値がそこまでないのに、USPの強調などであるのかないのわからないことを書くので、買ったお客さんはガッカリすることになるのです。

一方で、どれだけ時代が進化しようとも、お客さんの悩み・不満・困りごとは必ず存在するモノであり、それらを解消する商品であれば黙ってていても売れてしまうのです。

ここで言う「悩み・不満・困りごと」というのは、本当に多様であり、例えば、客層、季節、タイミング、スピード、価格、イベント、などなどお客さんのライフスタイルに合わせていくらでも存在します。

その解説だけで何ページにもなってしまうので、今回はとりあえず、お客さんの悩み・不満・困りごとを解消する商品を探しましょう、というところを覚えておいてください。

 

最初のうちは低予算でいろんな商品を試してみる、広告などの費用も最低限で十分

しかし、当然そういった商品を探すのは時間が掛かります。

始めて数か月でいきなり○○〇万円達成!

というコピーを目にすることはよくありますが、

①たまたまその人が潜在的にそういった商品を販売できる環境にあった
②広告などで煽りまくって売ったけど、実は経費も相当掛かっていて利益はない
③本当に運よく販売できた
④実は嘘

 

客観的にはこのように分析しています。

もちろん、本当に純粋にビジネスに成功したということもあると思いますが、それは一握りの例ですし、すぐに成功するというのは逆にすぐにダメになる、というケースも多いです。

ビジネスは一時上手くいけば良いものではなく、継続的に活動していく必要がある長期戦なのです。

話を戻して、お客さんの悩み・不満・困りごとを解消する商品はすぐには見つからないことがほとんどですので、まずは時間をかけて、いろんな商品を試しながらそれを探していきましょう。

その為に重要なことは、1個1個の商品に広告費用などの販促経費を掛け過ぎないことです。そんなことをしていたら、あっという間に資金が底をついてしまいます。

まずは、低予算でいろんな商品を試していきましょう。そこで大事になるのは、販売事業者の作業量です。もしかしたら、予算よりもそれが大事になってくるかもしれません。上手くいかない人の原因のほとんどが、情熱不足です。

最初から情熱たっぷりという人はむしろ少ないかもしれませんで、やっているうちに情熱が加速してくるということも多々ありますが、いずれにしてもビジネスを進める要因は、USPの強調などではなく、販売業者の作業量=情熱であることは間違いありません。

中国・義鳥。ここでは無数の商品が並んでいる。

 

せどりよりも中国輸入ビジネスの方が最終的に効率が良い

中国に限らず輸入ビジネスというものは、現地での商品原価は安かったとしても、そこから現地サプライヤーの手数料、海外送料、輸入関税、国内送料などなど、自分の手元に届くまで、かなり中間費用が発生します。加えて、輸送時間もかかります。

なので、国内量販店などでそのまま調達できるせどりの方が簡単だと言う人もいます。たしかにそうした視点で考えればそれはそうなのですが、せどりの最大のデメリットは、基本的に同じ商品がない、もしくは数点程度ということで、再現性が無いことです。

常に、新しい商品を求めて量販店を駆けずり回ることになり、かなりの重労働です。私もせどりをやったことがあるのでわかりますが、国内流通などの勉強を兼ねて少しやってみるくらいなら良いかもしれませんが、本格的にやるのは肉体的にもかなりキツイと思います。

その点、中国輸入ビジネスは、中間コストの問題などありますが、一度、売れる商品を見つけたら、それを自動的に何百個何千個と販売できますので、利益率や実働時間が全然違ってきますし、空いた時間で新しいビジネスに取り組むことも可能です。

ちなみに、中国輸入ビジネスは良い商品を見つければ利益率50~70%いくこともありますが、せどりはどんなに頑張っても10~20%です。これはビジネスモデルの問題です。この辺もあらためて解説していきます。

どちらが合っているかはひとそれぞれですが、私個人的には断然に中国輸入ビジネスをお勧めします。

高い利益率の商品が飛ぶように売れていく、こうした経験を体感していただき、ビジネスで活躍して言っていただければと思います。

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