あなたの中国輸入ビジネスはやり方を間違えている!?まずは抑えるべき5つの法則を紹介
こんにちは。管理人の堀です。
今回は中国輸入ビジネスについてお話します。
長引くコロナウィルスの影響により、いよいよ以て雇用が厳しくなってきているように感じています。
会社員の方であれば、現在の会社にそのままとどまるか、転職をするか、いずれにしても高いパフォーマンスを発揮する人材でないと、いろいろアクションを起こすのも難しいかも知れません。
一方で、会社にもう少し体力があるようなら、その本業でも精一杯頑張りつつ、副業にも手を出していくという今後のキャリアビジョンも、会社員のスタンダードになっていく気もしています。
また、経営者の方でも、今までの事業から少しずつ新しい業態にシフトさせていくという舵の切り替えも求められてくるでしょう。
以前から人気の副業・サイドビジネスの一つとして、「中国輸入ビジネス」がありますが、正直なところ、国内プレイヤーの増加に加えて、中国人セラーの出現などにより、やったとしても最初は相応の苦戦が強いられるであろうと感じています。
それでも何もやらないよりは全然マシでしょうし、扱ってみた商品が大化けすること可能性も勿論あります。中国輸入からビジネスを始めてみて、他のビジネスにシフトさせるということも十分にあり得ます。
但し、単にやればよいわけではなく、中国輸入ビジネスで抑えておくべき法則・ポイントがありますので、その辺について解説していきます。
Contents
自分でじっくり売れる商品を見定める「目利き力」を鍛える
ビジネスで一番大切なことは、「売り方」ではなく、「売れる商品を見抜く目=”目利き力”を養うこと」です。
適当に商品を選んで、売り方でどうにかするという販売方法は絶対に長続きしません。
広告、ブランディング等で、一時は売れることがあるかもしれませんが、そういったものは長続きしません、必ずビジネスは終わります。ビジネスを継続していくには売れる商品を見抜く目を養うことが重要になってきます。それにはたくさんの商品を見ることが必要です。
王道パターンとしては、Amazonなどで商品を探すことですが、最初は膨大な時間を要することになるでしょう。大体一日に1~2時間ほど時間を決めてコツコツと商品を探すのがよいのでしょうが、それを辛抱しきれず、探す時間を割くのを手間として、売れない商品を売り方で何とかしようと考えてしまいがちです。
売れない商品でありもしないUSPやセールスコピーを一生懸命考えることがビジネスだと思い込んでいる人も多いですが、それこそ時間の無駄です。中には、コピーを考える本を買って読む始末。時間に加えて本のお金も無駄なってしています。
売れない商品は絶対に売れません。
ただ、何が売れないのかを知るのも勉強であったりしますので、
売れないとは思いますがやりたいのであればどうぞ、という形で指導することもあります。
売れる商品を探すというのは、最初のうちはかなり大変ですが、やり方をしっかり身に着けてビジネスを発展させていきましょう。
基本は置いておけば自然に売れていくモノを扱うことです。
信頼出来る現地サプライヤーを見つけて仕入れをする
売れそうな商品を見つけたら、それを中国から仕入れる環境を整えます。
ネットで調べれば、日本人向けの現地サプライヤーの情報が沢山出てきます。
何を以て信頼出来るかという議論はありますが、個人的な意見を言うと、こちらのビジネスに関する意図を汲んでくれる会社さんではないでしょうか。
付き合い方の一つの例を挙げます。
ビジネスで儲けるためには、「商品を高く売るより安く買う」という考え方が基本です。
余談ですが、儲かるには高く商品を売ればいいと考える方も多くいらっしゃいます。一般的にも安く売るよりも高く売る方が儲かると思われがちですが、実は、安く売っても儲かる方法が存在します。それが仕入れを安くするということです。
極端な例ですが、50円で買ったものを120円で売るよりも、20円で買ったものを100円で売る方が利益は10円多くなります。安く買うというのは、仕入れ先の原価を落とさせる、つまり、「叩く」という行為を想像しがちですが、実はそうではありません。
叩くことは、生産工場やサプライヤーが泣きを見ることとなりますので、こういったビジネスをしておりますと、必ず自身のところにその歪みは返ってきます。
安くする為のプロセスは、仕入れ先を複数見つけてもらい、価格を比較することです。
現地の卸問屋に行けば様々な店舗を見て回ることが可能ですし、インターネットであれば、同じ商品を取り扱っている店を何軒も見ることができます。今は残念ながら、現地に行くことは出来ませんので、サプライヤーさんにネットで探してもらうことになるでしょう。
不思議な事に、必ずしも同じ商品が同じ価格で売っている訳ではなくて、複数見て回っていると価格の差が出てきます。例えば、その店が安く買える店であったり、扱っている商材が得意分野の商品であったりすると価格が他よりも安くなることも起こります。
そのような店舗を根気良く探す、こちらも時間のかかる作業ですが、これをしっかりやることが、ビジネスを発展させる第一歩となります。
(もちろん費用ありきですが)そしてそういったことに付き合ってもらえるサプライヤーを見つけることと、そのような付き合いをしてもらえる真摯な態度が事業者には求められるのです。
顧客のニーズにより合致するOEM製品のやり方を覚える
OEMというのは、既にある製品の仕様などを変更して「オリジナルの商品を作り、他と差別化する」というビジネスの方法です。
ECサイトが普及し、数多くの事業者が小売りビジネスに参入できるにより、それこそ無数の商品が出回る現在において、いきなり爆発的に売れる、大ヒットする商品を見つけるのは難しいかもしれません。
そこで、当社でも実際に行っていますが、しっかりと目利きした上である程度売れる商品を見つけ、自社内で販売体制が整ってきたら、その商品が更に売れるように改良を加える(OEMする)というのも一つのビジネスのやり方です。
OEMのやり方を端的に言うと、現地工場に対し、仕様書を書いてオリジナルの商品を作ってもらうために交渉をします。大量に注文することになることもありますが、その分原価も安くなります。
また、オリジナル商品であれば、多少高くてもお客様に買っていただけることもあります。加えて、大手企業も含めて他社では参入出来ない領域になり、自社のみの独占となるので、是非チャレンジしていただきたいと思います。
一方で、OEMの商品を作ってもらう交渉自体は、かなり難しくあります。
一言で、「中国工場に改良した商品を作ってもらう」と言っても、自分一人では不可能な話です。先述した現地サプライヤーなどに仲介をしてもらいながら、話を進めていきます。そうした協力を得る為にも、サプライヤーとの日々の付き合いが大切になってきます。
もう一つ付け加えると、そもそも既存の商品をどのようにOEMすればよいのか、ここにも経験やノウハウが必要になってきます。やりながら学んでいきましょう。
中国輸入なので中国現地に行きましょう(現在は不可)
現在は、新型コロナウイルスの影響で、中国に行って工場などを回る、展示会に行くことは、物理的に難しいでしょう。ただ、この状況もいつまで続くのかは分かりません。中国から輸入するのであれば、いずれは中国に行くということをしっかりと覚えておいてください。
なぜ中国に行く、現地に行くことが大切なのかというと、サプライヤーの人たちと直接顔を合わせて話を聞き、現地のビジネス状況を理解すること、また、展示会や卸問屋で、サプライヤーを介して担当者と直接話をすることでこちらの意図や熱意を伝えることができます。
自身の意図を明確に伝えることで、ビジネスがより有利に進んでいくということがあります。また、直接商品を見ることができますので、仕入れる商品のサンプル確認に手間が省けるかもしれません。
さらに、現地の方と交流を深め、信頼関係を築くことで、いい商品を回してもらう、貴方の仕事を優先してもらうなどが可能になってきます。インターネットで済ませられる時代であるからこそ、現地に赴いて現場でのビジネスを肌で感じる、ということが事業を成長させる要因となります。
しかし、向こうとしても受け入れの準備は大変ですので、事前にしっかりと調整を行った上で出掛けるようにしましょう。こちらが行けば向こうは(無条件で)喜ぶだろう、ということはありませんのでそこは注意しましょう。
ビジネスを行うための資金の確保
ビジネスであるため、いずれにしてもお金が必要になってきます。現在、あまり手元にお金がないという人も多いかもしれません。しかし、お金がないからと言ってやりたいビジネスを諦めるというのはナンセンスです。
一方で、ビジネス初心者の場合、それなりに資金があっても逆にあまり意味がないかもしれません。運用するための知識・ノウハウ・スキルがないとお金がなくなるのが早くなるだけということも想定出来ます。
いずれにしても、まずは少ない金額でこつこつとビジネスを始めて、少しでも売り上げや利益を作る、必要なビジネスの環境を整えるということをやっていれば、そこに対して貴方への信用が生まれてきます。
また、いい商品を見つけ、そちらを日本に導入したいとあれば、クラウドファンディング等で資金を集めることも可能になるかもしれませんし、銀行等も貴方がビジネスをしてきた信用に対して、融資を行ってくれることもあります。
資金に余裕がある人も、このくらいの段階になったところで、徐々にお金の投資額を増やしていけばよいのではないでしょうか。
しっかり学び、きっちり実践、これを繰り返す
最後に少し補足です。
これまでお話ししたような内容も、一回で理解しきれるということはとてもあり得ません。結局、その都度指導してくれる指導者が必要になってきます。決して私を選んでほしいという訳ではありませんが、必ず、指導者が必要です。
その指導者の選び方の3つのポイントです。
自分自身がビジネスをして成果を出している人を選ぶこと。
指導者の中には、中国に行ったことがない、OEMをしたことがない、ひどい時には中国物販をしたことがないのにも関わらず、物販の指導をしている人もいますので、十分に注意してください。
レスポンスが遅い人は選ばないことです。
ビジネスは全てスピードで回っています。その中で、問い合わせをしてもすぐに返信がない、反応が遅い人は、何においても遅い人なので、そういった人は選ばない方がよいでしょう。
話している内容が分かりやすい人を選ぶこと。
話している内容が分かりにくい人は、一緒に仕事がしづらいと思います。貴方が抱えている疑問に対して、明確に答えてくれる、自分の中でその人の説明が納得できる、そういった人を選ぶべきです。
以上簡単ですが、中国ビジネスを始める際の法則を書かせて頂きました。
これからイチから始める人、既に少しずつ始めている人、始めてからそれなりに時間が経っている人、いろいろいらっしゃると思いますが、それぞれの方にどこかでお役に立てる部分があれば幸いです。
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