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輸入ビジネスで新規事業に取り組みたい方へ、おすすめ中国展示会・見本市Best3

 2020/04/15 中国ビジネス 展示会・見本市 起業・副業
この記事は約 11 分で読めます。 211 Views

こんにちは。管理人の堀です。

これまで何回か中国ビジネスの利点を書かせていただきました。

コロナウィルス(武漢肺炎)の以前には、米中貿易摩擦などの影響により、中国工場が東南アジア諸国に移動しているという話もありましたが、やはりまだまだ世界の工場は中国だと言えます。

仮に、中国工場のクォリティを求めて、ベトナムやカンボジアの工場を探そうとしても、もう少し時間はかかるでしょうし、中小企業レベルでそれを実現するのは難しいでしょう。

いずれは東南アジアの工場を探して、生産させることは必要になってくるでしょうが、輸入ビジネスの第一歩は間違いなく中国が一番堅実です。

理由は、距離が近い・比較的安価・生産技術が高い、この3つです。

近い、安いはお分かりになると思いますが、中国が生産技術高い?と思うのは昔の話で、今身近にあるものの大半は中国製です。

特に、OEMの技術水準はとても高く、今後、オリジナル製品を展開していきたい方はまさしく中国抜きではビジネスは語れないと思った方が良いでしょう。

では、どうやって中国輸入ビジネスを始めたらよいのか?

インターネットで現地のサプライヤーを見つけて交渉したり、アリババなどの担当者と直接連絡するという方法はあるでしょう。

ただ、それだとどうしても木を見て森を見ず、という感じで、中国ビジネスのダイナミックスさを感じられないままに留まってしまうと思います。

やはり一番は、とりあえず一回は現地に行ってしまうことです。

そこで、中国の想像を絶するほどのスケールを肌で感じることが、今後実際のビジネスをしていくうえでかけがえのない経験になるでしょう。

しかし、では中国のどこに行けばよいのか?何を準備すればよいのか?現地に宿泊するにはどのような事前手配が必要か?など課題は山積みです。

とりあえず行くと言っても当然無駄な動きはするべきではありません。

初期の段階で一番コストパフォーマンスが高い中国視察・出張は展示会や見本市です。

日本の最大規模の展示会場・ビッグサイトが霞んで見えるくらいの大規模な会場があり、そこに中国全土から企業が集まっています。

そうしたところでいろんな企業と出会い、日本に導入できそうな商品を見つけたり、関連する商品のOEMを依頼してみたりすることができます。

そこで中国企業との付き合いの幅を広げ、いずれはその企業に直接訪問するというやり方もあります。

ということで、私が自分で行ってみてビジネスに直接役立ったと思う、見本市・展示会を3つご紹介したいと思います。

共通しているのは、取扱い商材が幅広く、輸入初心者でもいろいろ見て回れるという利点です。

専門業者向けの専門性の高い展示会も多くありますが、そういうところを見てもなかなか導入が難しく、結局、物見遊山で終わってしまうことも少なくありません。

まずは手近なところから始めていってもらえればと思います。
現在は、コロナウィルス影響で海外(中国)への渡航もできませんが、収まったらという前提でご覧ください。

浙江省・義鳥(イーウー)福田市場

世界最大規模の常設見本市・福田市場があるイーウーは、中国輸入をやられる方にとっては聖地そのもの。

「中国 義鳥 福田市場」と検策すれば、情報サイトなどもたくさんあるので、詳しくはそちら見ていただいても良いと思います。

特徴

一番端的にまとまっているWikipediaから引用すると、
2002年に開業した義烏国際商貿城(福田市場)[1]、中国小商品城、賓王市場の三つの大規模日用品の卸売市場が立地しており[2]、中国東部最大の物流基地である。世界中のバイヤーも多く訪れ、日本の100円ショップ等の商品のうち、中国産のものは多くがここを通過している。

義烏国際商貿城一区:2002年開業、床面積34万平方メートル、店舗は1万店余。
義烏国際商貿城二区:2004年開業、床面積60万平方メートル、店舗は1万店余。
義烏国際商貿城三区:床面積46万平方メートル。
義烏国際商貿城四区:2008年開業、床面積108万平方メートル、店舗は2万店弱。
義烏国際商貿城五区:床面積64万平方メートル、店舗は7000店余。
中国小商品城・篁園服装市場(六区):2011年開業、床面積42万平方メートル、ファッションアパレル専門。
賓王市場:床面積32万平方メートル、加工食料品他を扱う。
引用:Wikipedia 義鳥市

世界最大規模の常設見本市・卸売市場(主に日用品)の一つと呼ばれ、常設ブースは約6万軒、170万種類以上の商品が扱われています。東京ドーム30 個分ほどの広さがあります。

見本市と言っても露店ではなく、大きなビルが5棟あり、普通に歩いて全部回ったとしたら朝から晩まで最低10日くらいはかかるでしょう。

一つのビルから他のビルまで車(タクシー)で移動することもざらです。

ここには中国各都市のメーカー・工場のブースが集結しており、そこを目がけて世界中からバイヤーが買い付け・交渉に訪れています。

ここに来ることで、広い中国の各都市の工場に行くことなく効率的に交渉が出来るのです。

世界各国のバイヤー相手に商売する中国人は多く、各ブースのスタッフだけではなく、通訳業やホテル産業も盛んです。

また、日本の大手企業や中小・個人企業までを相手にした会社も数多くあり、現地で起業する日本人も少なからず存在しています。

当社でも、現地の中国人サプライヤーとともにビジネスを行っています。

義鳥の最大の特徴は、とにかく安くて比較的に小ロットから購入できることです。

例えば、当社の経験では、1200円くらいで売れる健康関連グッズが100円だったり、1580円で売れる文房具が170円だったり、1980円売れる老人ケアグッズが200円だったり、中には、2680円で売れるものを原価100円で作らせることもできました。

大手企業はこういうところで中間マージンを省いて仕入れを行ったり、中小企業・個人でも行動力を出して義鳥まで買い付けに行って販売している人も多くいます。

ただ最近では飽和化し始めている部分もあり、賢く回らないとせっかくの市場も宝の持ち腐れとなってしまいます。

いずれにしても、中国ビジネスをやるのであれば、ここには1度は絶対に訪れるべきでしょう。いろんな意味で今までの価値観を覆してくれます。

行き方

肝心な行き方ですが、東日本の人であれば、羽田空港・成田空港などから上海(浦東空港、虹橋空港どちらでも可)まで行き、虹橋駅から新幹線に乗って約2時間で到着です。

なお、新幹線駅・義鳥から市街まで車で30分ほどかかるので、現地サプライヤーなどに迎えに来てもらう手はずは整えておくと良いでしょう。

但し、新幹線に乗る際は、駅でチケットを買う必要があり、うまい具合に中国語を操れないと購入も厳しいので、事前に現地サプライヤーと段取りしておくのが無難です。

西日本の方は、関西空港から杭州空港まで行き、そこから車などで移動できます。

宿泊場所は沢山ありますが、福田市場に近い方が便利ですし、特に2区の目の前にあるホテルはとても快適です。ただ、ほとんど中国語しか通じなので、現地のサプライヤーに予約しておいてもらいましょう。

広東省・広州交易会

続いては、広州交易会です。
1957年から年2回開催されている、世界最大規模の展示会です。

毎回25,000以上の主に中国企業の出展者、約200,000人のバイヤーが世界各地から集結します。

その広さはビッグサイトの20倍ともいわれており、これも全部回るには最低3日くらいはかかりますし、毎回なんと3つのフェーズ(会期)に分かれています。

1回で3フェーズ全部回るとなると丸々1か月費やすことになり、それも現実的ではないので、半年毎に定期的に参加して少しずつテリトリー広げていくのが理想でしょうか。

ちなみに、出展しているカテゴリーは、

自動車、エレクトロニクス、ビル&建設、インダストリアルエンジニアリング、農業、新エネルギー、ライト&ライティング、工業製品、オートショー、プラント&機械、ツールと機器、オートメーションロボット、化学工業、ホームオフィス、家具&インテリア、家具、玩具&ゲーム、アート&クラフト、化粧品、ギフト&ギフト、セラミックス、ホームオフィス、ファッション&ビューティー、健康産業、テキスタイル&ファブリック、製薬および製薬機械、ケース&バッグ

などがあります。

伝統があり世界中からバイヤーが集まっている展示会なのですが、会場では不思議とあまり日本人を見かけることがありません。

だからこそこういった展示会で商品を仕入れられるようになると、中小企業でもかなり有利にビジネスが展開できるようになると思います。

特徴

幅広いカテゴリーで最新の商材が集まっていることが魅力的です。

また、出展にある程度の審査が必要らしく、それなりの企業が集まってきていますし、メーカー担当者・商品が目の前に存在するのでイメージも沸きやすいです。

この点は、義鳥などの見本市とは違う点です。ブースで堂々と居眠りしている担当者を見ていると、このメーカーとやり取りして大丈夫かという気になってしまうこともあります。

ただ展示会の難点としては、基本的に大手企業・中堅企業を相手にしていることが多く、購入ロットも最低1000~2000と言われることも多くあります。

私自身、最初のうちはそこにしり込みしていましたが、交渉の仕方を覚えたり、日本での展開の仕方を覚えると、提示されたロット数に必ずしも臆することが無くなってきます。

その辺はテクニック編に書きたいと思います。

一番の特徴としては、圧倒的なまでのスケール感だと思います。

少し精神論的な話になりますが、世界はこういうところで勝負しているんだと目の当たりにすることで、もっと頑張ろうと奮い立ってきます。

こうした体験をしているかどうかだけでも、今後のビジネスの考え方は大きく変わってくると思います。

行き方

羽田空港・成田空港、関西空港などから広州白雲空港に行くのが一般的なルートです。空港からタクシーに乗っておよそ1時間で市街中心地に到着します。

他の行き方としては、香港経由で新幹線などを使うルートもあります。

展示会は広州の一大産業なので、宿泊しているホテルからシャトルバスが出ていることも多いですが渋滞も激しいので、地下鉄などで行くのも一案です。

注意点

展示会時期は世界各国から人が集まってくるため、また、中国国内でも広州に人が集まるため、会期中、市内は相当に混み合います。

なので、早めに宿泊場所の確保は必要になってきます。Agodaなどを使って予約しても良いですし、当日アテンドしてくれる現地通訳の方に予約を依頼しても良いと思います。

あと、初めて入館される方は、最初に入館証というものを発行してもらう必要があります。パスポートだけを持って行けば大丈夫ですが、写真を用意しておいても構いません。

いずれにしろ、1時間程度は拘束されるので、その点は頭に入れておきましょう。

混んでいるともっと時間が掛かるかもしれず、出来ることであれば実際に回る前日などに手続きを済ませておくのも一つの手です。

なお、入館証は一度作ってしまえばずっと使えますが、中国人の方は毎回作成する必要があります。

通訳で中国人の方を雇う際は、作成の段取りと費用(確か1万円弱、クレジットカード払いOK)が発生しますので、そちらもご留意ください。

入館証

広東省・深圳電気街

今、メディアでも話題になっている深圳市は、中国で経済特区に指定されており、北京市、上海市、広州市と共に、中国本土の4大都市と称されています。

小さな漁村だった深圳ですが、わずか30年ほどで2010年の近郊を含む都市的地域の人口は1,447万人であり、世界第15位となっています。

深圳のウリは何といってもハイテク産業。

経済特区という地の利を活かし、ファーウェイ、テンセント、BYDなど中国のハイテク企業の本社所在地として集積があります。また、電子機器の製造が盛んなことから「中国のシリコンバレー」「紅いシリコンバレー」とも呼ばれています。

深圳で行われている各種展示会でもハイテク企業が目白押しとなっています。

もちろん、そうしたハイテク機器の導入も良いのですが、実は、世界最大と言われる深圳の華強北電気街が大変有名です。

どことなく日本の秋葉原を彷彿させますが、その規模は比較にならないくらいに深圳の方が大きいです。

特徴

数多くの電気機器が並んでいますので、日本で見たことのないような珍しいものに出会うことも多くあります。

出展担当者といろいろ交渉できますので、Amazon小売をしている方は掘り出し物があるかもしれませんし、電気機器全般を取り扱っていらっしゃる方もこうしたところで、自社製品と似ていて格安なものが見つかるかもしれません。

また単にお土産としても有効でしょう。

ちなみに、当社のお客様でアリババで見つけたPSE製品を認証したいけど、なかなか条件が合わなくあり、深圳出張中に良いお店を見つけて紹介してあげたこともありました。

行き方

深圳への直通便は、成田空港から1日1便など数が少ないです。

大体が香港経由で鉄道を使うか、上海でトランジットして深圳空港に行くかです。

地下鉄で空港駅から華強北駅まで行けば、目の前に電気街が広がっています。ホテルも駅の目の前のモノが複数あるので、そちらを利用すると良いでしょう。

その他

地下鉄で数駅行った「市民中心」という駅の近くで展示会などが定期的に開催されており、電気街に行ったついでに少し顔を出してみても面白いかもしれません。
深圳は展示会には日本人も多い印象ですが、電気街の方にはまだ少ないようですので、今のうちから狙っていきましょう。

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