せどり?FX?ウーバーイーツの配達員?いろいろ副業はあるけど、中国輸入ビジネスの可能性について
こんにちは。管理人の堀です。
今回は、中国輸入ビジネスの可能性について書いていきたいと思います。
昨今から終身雇用制度の終焉がメディアなどでも取り沙汰され、また少し前になりますが、日本の最大手企業であるトヨタ自動車の豊田章男社長自らが、「終身雇用制度が難しい」と発言をするなど、日本人の働き方は大きい転換点を迎えています。
終身雇用制度の終焉と言うと、例えば、転職を繰り返して複数企業でステップアップやどうにか食いつないでいくなどの働き方も増えるかもしれません。働ける年齢のうちはそれでも問題ないかもしれませんが、一番の問題は「退職金」です。
これまでの日本の人生設計として、60~65歳くらいまで働いてまとまった退職金を受け取って老後を過ごすというモデルが大半でしたが、複数の企業を渡り歩くことになると、その退職金がもらえない、もしくは従来よりずっと少なくなるということが容易に想像できます。
一方で、勤めている会社は出来るだけ変えず、副業をする流れも確実に来ています。企業自体も、これまでの「副業禁止」から一転、方針転換をして「副業自由」という会社が多くなってきています。
その中で、働きながらちょっとした小遣い稼ぎができるモノとして、ウーバーイーツの配達員を代表するようなアルバイトのようなもの、せどりなどの個人事業系、FXのように短期投資、ブログ・youtube更新などが存在します。
ここからは多分にポジショントークが含まれる話ですが、ちょっとしたアルバイトをしても現状の問題は根本的には大きく変わらないと思っています。
60代以降の退職金も当てにできず、一方で、人生100年時代と言われる中、サラリーマンでも企業経営者でも、本業以外の継続的な新しい収益源を今から作っておく必要があると私は考えます。
そうした際、必要となるのは「稼ぐ力」であり、それをもう少し分解すると、「商品を選んで、仕入れて、売る」ということです。
この基本ができるようになると、それを突き詰めるというやり方もありますし、いろいろなビジネスに発展させることができます。いわば、中国輸入はビジネスの基本が詰まっているのです。
今回は、様々な副業ビジネスなどを取り上げながら、長い目で見た際に厳しいと考えられる点や、中国輸入ビジネスの優位点などを書いていきたいと思います。
Contents
労働集約型の副業には稼げる限界がある
時給で働くアルバイトや、値段設定がある程度決まった中で自分がやった分だけがもらえるような仕事・副業というのは、当然ながら稼げる限界というものがあります。
それは自分の時間は1日24時間と決まっているからです。また、本業をやりながらであれば、副業に割ける時間に限りがあるのも自ずとわかります。
もちろん、本業以外で収入を得てみるという経験は大事だと思いますので、まずはいろいろやってみるということはとても重要でしょう。それに関して100%同意します。
一番手っ取り早いところとしては、身近にある不用品をメルカリで売ってみるのも良いかもしれません。
しかし、継続的に稼ぎ続けるという視点から考えると、いつまでも身近な不用品があるわけではないでしょうし、かなりの中間コストが発生しているので、利益が出るほど儲かるかというと微妙であり、あくまで本業以外で現金収入ができたという程度でしょう。
今後のことを考えると、自分が仕事をしない時間でも収益が発生するようなレバレッジの効いた仕事を少しずつ行っていくことが必要だと思います。
ギャンブル型の副業は逆に大損する可能性がある
FXのような短期型の投資ビジネスは、一時的な儲けも多いかもしれませんが、素人が手を出すと一気に資金を持っていかれることもあるでしょう。そうすると、再起不能とまでは言いませんが、リカバリーするまでに多大な時間を要することになるかもしれません。
その場合、リカバリーをするためだけにしばらくの間、資金を貯めないといけないことになり、とても非効率です。
副業などは、最初は利益・儲けは少なくてよいので、長く続けることが成功の秘訣です。お金が余って仕方ないくらいでしたら問題ないと思いますが、大した経験もできずに大損までしてしまう可能性があるものには手を出さないほうが無難でしょう。
中国・義鳥の現地サプライヤーの社長・部長(右2人)との会食。2人とも日本語・英語まで堪能で、中国人のレベルの高さをあらためて感じます。
他人のコンテンツを借りた仕事は競合が多くて行き詰る
少し前まではビジネス書評ブログ(メルマガ)などが流行っていましたが、最近ではほとんど聞きませんし、そもそもビジネス書関連は一巡して、ブームが去っているように個人的には感じています。
ビジネス書評ブログ系で生き残っている人は本当にわずかでしょうし、中田敦彦さんのyoutube大学のように、よほど切り口が斬新でないと難しい領域ではないでしょうか。
他方、動画制作などの請負も流行っています。これ自体は需要が多い領域だと思いますし、自宅でできて単純なPCスキル向上などにもつながるので、なかなか良い仕事かもしれません。
しかし、書評ブログや動画制作などともに言えることは、根本的に他人のコンテンツを借りた仕事だということです。
私自身、中国輸入ビジネスで事業を立ち上げ、現在では(まだ本数は少ないですが)動画も配信する側になっています。自分では編集などは行わず、もともと雇っているアルバイトさんなどにやってもらったりしていますが、時折、動画撮影の営業が来たりもします。
営業内容を聞いていても、余ほどのことがない限り、まったくの見ず知らずの人に仕事を出すことはないだろう、というのが発注者側としての正直な気持ちです。そのように、競合が多い請負業というのはビジネス的にとても不利で、値下げ交渉の対象になりがちです。
せっかく副業をやっていても、そんなことばかりでは結局時間の消費でしかありません。
つまるところ、これからの時代は自分でコンテンツを持っている人間が強いのです。
動画編集やブログなどの誰かのコンテンツを借りた(請負)仕事も否定しませんが、どうせやるなら自分自身でコンテンツを持つビジネスを選択し方が、より有利にビジネスを楽しめると思います。
自分の好きな時間にできないと続けられない
時給で拘束されるアルバイト系の仕事だったり、納期が決められている仕事、FXなどのようにずっと画面に張りついていないといけない仕事など、本業に加えて日々の生活の中で、それ以外でも自分の時間を他社に強制的に縛られるというのは、いかがなものでしょうか。
副業で(強制的に)時間に追われるようになると精神的ストレスもたまり、結局、その仕事が続かなくなってくることは多くあります。
もちろん、中国輸入ビジネスでも作業時間などは必要ですし、むしろその時間の合計値はアルバイト系などの仕事よりも遥かに多くなると思いますが、根本的に違うのは自分の好きな時間にできるということです。
例えば、本業のお昼休みの時間だったり、仕事が終わってからの時間、また土日などにまとめて作業することも可能です。中国の現地サプライヤーと交渉すれば、商品の検品・梱包・配送をやってくれて、そのままAmazon倉庫に納品。自分は売れ行きだけを確認すればよい。
などという働き方もできるのです。
ちなみに、私は、通勤電車の合間にスマホで商品探しをしていたこともありました。
また、どうしても忙しい時期は、いったん仕事をストップさせておくことも可能です。
期限を切ったり、集中してドバっと仕事をしたほうが成果は出るという人もいますが、それは短期での話です。もちろん、短期でやりきる力も時には必要ですが、ビジネスは長期戦ですのであまり短期で負荷をかけるような働き方は、自分自身を消耗してしまいます。
まずは無理のないスケジュールで始め、必要に応じて十分に休み、そして少しずつビジネスを伸ばしていく、それこそが王道です。その為にも、自分のペースでできる仕事ということが何よりも大事なのです。
いきなり店舗を構えるようなビジネスはまず間違いなく失敗する
今回は副業の話なので、いきなりラーメン屋やタピオカ屋などのような飲食店のリアル店舗を出店することはしないと思いますが、念のため、書いておきます。
リアル店舗ビジネスは初期投資も大きいですし、ノウハウも必要ですし、何より時間もかなり長く拘束されます。土日もありません。
副業で飲食店などはできないと思いますので、やるとしたら突然脱サラして店舗ビジネスを始めるということになるでしょうが、いきなり飲食店を始めても100%失敗するでしょうから、とりあえずやめておきましょう。
細かい部分は省きますが、ビジネスの基本として、(現在の自分が有している資金・ノウハウなどと比較して)初期投資の大きいものはひとまず避けておきましょう。
中国輸入で資金やビジネスノウハウなどが蓄積されてきた時、飲食店をやりたい情熱があればやってみればよいのではないでしょうか。
その点、中国輸入ビジネスは小資本から始めることが可能です。
義鳥・福田市場のブース出展者との写真。交渉が成立して握手。
他のビジネスにも展開できる可能性を秘めた中国輸入ビジネス
様々な副業の問題点と対照させる形で中国輸入ビジネスを副業とする利点を説明してきましたが、一番お勧めできるポイントとしては何といっても可能性の大きさだと思っています。
自分で販売する商品を選んで、中国で探して仕入れて、それを日本に輸送して、販売するという一連の流れは、ビジネスに必要な要素が揃っているのですよね。
特に会社の仕事だけをやっていた方にとっては、かなり衝撃的な世界でもあると思います。私も何度も面食らったことでしょうか。それでも、その奥深さに魅せられてコツコツと続けていたら、とうとう独立して、そのビジネスだけで生活ができるようになりました。
ちなみに、最初はモノを販売するだけのビジネス内容でしたが、現在は、PSE、PSC、電波法など許認可認証代行をやったり、なんと飲食店の経営も行っています。それらもすべて最初の中国輸入ビジネスで培った経験が生きています。
そして当社では、まだまだ道半ばもいいところですが、複数のビジネスで100億円規模までいってみたいという野望を秘めています。数年前まで、普通のサラリーマンだった自分がです。
もちろん、どのくらいの規模を目指すのかは人それぞれですが、冒頭で書いたように混沌とするこれからの社会において、稼げる力はいくらあってもよいだろうと考えています。
長い仕事人生ですので、あまり目先の収入だけにとらわれず、ぜひ長い目で中国輸入でビジネス構築を目指してみてはいかがでしょうか?
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