認証をアウトソーシングしたい方に、PSE、PSC、電波法など認証代行会社の選び方8つのコツ
こんにちは。管理人の堀です。
このサイトで何回もお伝えしていますが、PSE、PSC、電波法などの認証業務のアウトソーシングを希望する会社様が大変増えています。
理由についても繰り返しになりますが、近年の中国・台湾などのメーカーが台頭し、画期的な製品、高機能・低価格製品などがどんどん生まれています。
その製品の日本への導入を検討する一方で、特にPSE、電波法に関する技術的蓄積を持たない会社様も多くいらっしゃいます。
つまるところ、自社だけでは認証対応ができないということです。
しかしそれは当然のことで、技術の蓄積というものは一朝一夕で出来るものではなく、本業のビジネスだけで精一杯である中、そうした技術的なものまで手が回らないのが現実です。
特に、ベンチャー企業など特定分野に特化したビジネスを行っている会社様では尚更のことでしょう。
そうした際、ありがたいことに当社のような代行会社へのアウトソーシング需要があるわけなのですが、一方で、私自身も検索してみましたが、代行を請け負う企業はそれなりの数があります。
私が言うとポジショントークのようで恐縮なのですが、それでも感じたことを言うと、内容がよくわからない、本当にここに頼んで大丈夫なのか?ということです。
簡単に言うと、書いてあることが難しすぎるんですよね。
しかしながら、JETやJQA、UL Japanなどの検査機関に直接依頼すると自分たちで認証業務をやらないといけないし、そもそも生産工場は中国なのでやり取りするノウハウはない。
認証代行会社のホームページも、おそらく専門家の方が書いていらっしゃると思うのですが、結局、お客様の一番知りたいことは、機械や認証の専門知識ではなく、自分・自社の商品がどのくらいの期間・どのくらいの費用で認証できるか、でしょう。
認証は一件一件がカスタマイズなので、認証の期間や費用などの情報は実際の商品を見ないとわかりませんが、それでもその周辺情報は提供することはできます。
また他にお客様が知りたいのは、認証でよくある失敗・勘違いなどから実際の市場の動きなど、ビジネスをするうえで大事であろう情報です。
当社では、基本的にそういったことを実体験を踏まえつつ平易な言葉で書いており、お問い合わせは認証初心者の方から専門家の方まで幅広いのが自慢の一つであります。
今回は、ご依頼いただいたお客様からお聞きした、当社の良かった点を列挙しています。
こう書くと当社の自己推薦のようになってしまいますので、あらかじめ申しあげておきますが、別にこれを見たからといってお問い合わせを頂かなくて構いません。
ただ、実際に認証された他社の方がどのような視点で代行会社を選ばれたのか、それは参考になると思いますので、ご覧になっていただければと思います。
Contents
中国の工場と直接交渉できる
やはりここは一番大きいと思います。
もちろん、他社の方でもそのような体制を取っているのかもしれませんが、実態はわかりませんが、少なくともちゃんとそのことを訴求できているサイトを見たことはありません。
冒頭で申し上げたように、昨今、大半の製品は中国や台湾など作られています。
そこに対して、商社の立場でビジネスをした際に、単純なモノの売り買いであれば、片言の英語でも可能ですし、メーカー・工場の担当者に少し日本語ができる人がいれば可能でしょう。
しかし、認証となると日本の法律を守らせないといけませんし、日本の技術基準でモノを作ってもらわないといけません。
そうすると、日本の法律を中国人に理解させないといけないのですが、自分に置き換えてみて、例えば、アメリカの法律を英語で理解するのは至難の業であると容易に想像ができると思います。
少なくとも日本人が日本語で説明してくれないと、なかなか難しいでしょう。中国工場にPSEや電波法認証してもらうのは、程度の差はありますが、実はそういうことを要求しているのです。
当社では、日本の認証を熟知した中国人が中国工場と折衝するため、そうしたハードルをクリアはしており、それが当社をお選びいただける大きなポイントになっています。
PSE、PSC、電波法、計量法など複数ジャンルの認証ができる
これもよく言われることですが、製品によっては、PSEと電波法、PSCと電波法、計量法と電波法、など1つの製品に複数の認証・省庁がまたがっているものがあります。
そうなると、単一認証だけを扱っている代行会社さんに依頼するとなると、お客様も手間が倍増してしまうので、やはり1か所で全部見ることができる方が便利ですよね。
お客様としては、販売するための認証がPSEだろうが、電波法だろうが関係なく、販売ができるようになればいいだけの話なので、PSEしかできません、電波法しかできません、というのは売り手の都合です。
認証であればどのジャンルでもできますというのが本来的なビジネスであると、経営の原理原則でも教わっており、当社では複数ジャンルの認証ができる体制を取るようにしています。
価格がある程度明瞭になっている
当社では、一つの認証ごとに当社手数料(イニシャルコスト)20万円(税別)を申し受けており、その他検査費用は実費(コーディネート料含む)となっています。
その目安の金額も当社ウェブサイトに記載しているので、ご興味あればご覧になってみてください。INSIGHT WORKS株式会社_検査機関等に支払う実費・各種調整費用の目安
検査費用についてはあくまで目安なので、実際に製品やその情報を頂かないと正確にはお見積りできませんが、それでも大枠をご提示できるのが当社の強みです。
値段がいくらなのかわからない・全く表示されていないところには怖くて問い合わせできません。
製品機能・構造などが複雑なものは、目安をオーバーすることは当然もありますが、事前に
ある程度線引きが出来ているか、ここも品質を均一化できているかそういった意味で実は大変なノウハウであったりするのです。
いくら中国工場と直接交渉できても、複数の認証が出来ても、値段が不明瞭なところには依頼したくないというのがお客様の声だと考えています。
レスポンスが早い
必ず○○時間以内に返信します、というお約束していませんが、なるべく早めにレスポンスするようにしています。
認証という日常的にない業務なので、問い合わせた方もご不安が多いと思いますので、ご依頼いただいたら、必要なポイントだけでも早めにお送りさせていただいております。
また、ベンチャー企業をはじめ小規模事業者様はスピードを重視されていらっしゃいますので、そうした観点からも迅速にご対応することを心がけています。
複数ジャンルの認証について即座に返信できるのも当社の強みであり、スピードも品質の一つということが会社のモットーであります。
なるべく自分(自社)の手間を省いてくれる
これもよく言われるのですが、代表的な例として、お客様は忙しいので、一度発注した後はよほどのことがない限り、あとはすべて代行会社に振ってしまいのです。
お客様から聞いた話によると、他の代行会社では何かあるたびにわざわざ連絡してきて、○○という書類が必要なので工場側に要請して欲しい、など依頼してくるがよくあるそうです。
お客様からすると、それはそっちでやってという感じで、だったら代行を依頼する意味がない、と嘆いていらっしゃいました。
もちろん当社でも、お客様に事前に確認するべき点かどうか、こちらで判断しながらお伺いすることはありますが、進められる点は進めさせてもらいます。
必要であれば、こちらで直接中国工場に確認してしまうことも多くあります。
そうした判断力と経験で、出来る限りお客様の手間を省かせていただけることも当社の強みであります。
アフターフォローもしっかり行ってくれる
当社では、以前に書きましたが、PSE不備の為に経済産業省に業務改善指導を受けていたお客様の報告書の添削をしたことがありました。
そのように認証後のフォローについても行っています。これは、当社自身が販売業者として、様々に経済産業省とやり取りしている経験があるからこそできるサービスです。
単に面倒見が良いということではなく、実践で培った必要なノウハウを有しているかどうか。
何回も認証をされていらっしゃる方はその大変さがわかるので、そうしたことは出来る限りアウトソーシングしたいと思うでしょうし、これから初めて認証される方にはリスクヘッジできるという意味で重宝されています。
担当者の顔が見える
お恥ずかしい限りですが、私自身の写真をウェブサイトに掲載している理由は、誰がこのサービスを行っているか見える化するためです。
代行会社および検査機関いずれにしても、担当者の顔が掲載されていることはありません。
特に大きな検査機関は担当者一人一人の顔を掲載することはできないでしょうし、もちろん、顔なんか出さなくても仕事(認証業務)をきっちりやれば問題ないだろう、という理屈も分かります。
しかし、お客様からすると、自分がどんな人間に依頼するのか、特に認証のような大きな費用が動くものであれば、尚更その確認は大事になってきます。
そういう意味で、当社は間違いなくウェブサイトに写真が掲載されている私自身が対応しています。
加えて、お電話を頂くこともありますし、ご依頼を頂ける前提であれば、会社様にご訪問させていただくことも実施しています。(基本、東京都周辺まで。遠方の場合は要相談。)
担当者がビジネスの視点を持っているか
これもよく言われますが、当社の信用度として、「自社でも認証品を販売している」というところは大変魅力的なようです。
お客様は正当にビジネスをするために、いわば、仕方なく認証を行っています。出来ることだったら、余計な経費の掛かる認証などはしないに越したことはありません。
それでも日本の法律上やらないといけないわけなのですが、認証をさせる側は法律だからといってお役所的な立場を取ることは多いそうです。
もちろん当社でも厳格に日本の法律は順守していますが、それは当然のこととして、それでも自身でも販売している視点から、出来る限り、お客様にご意向に沿えるよう務めさせて頂いており、その点はついて、お客様からも仕事がしやすい、という評価を頂いております。
以上が当社がお客様から選ばれているポイントになります。
自分で書いていて恐縮な気持ちもあるのですが、それでも認証のアウトソーシング先として代行会社を選ぶヒントになれば幸いです。
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