起業・副業で活躍したいあなたに、商品が簡単に売れる5つのビジネス感覚を教えます
こんにちは。管理人の堀です。
PSE、PSC、電波法技適などの認証品のことの他に、ビジネス全般に関するノウハウについても少しずつ触れていきたいと思います。
私が学んでいるのは「経営の原理原則」という資本主義150年の歴史、小規模事業者が大手になっていくために必要なビジネスノウハウです。
確かに現代において、大手になる必要があるのかと言われると少しずつ時代でも変わってきているので必ずしもそれが有利でないとも思いますが、少なからずビジネスを本当に成長させるためには不可欠な知識です。
この「経営の原理原則」は今から約60年前の1962年にとある大先生のもとで成立し、当時1億や5億など数億規模の売上げの会社が、現在では3兆円規模の会社に次々に成長していった勉強会です。私はそこの流れを汲んだところで学ばせていただきました。
総合スーパー、ファミリーレストラン、ホームセンター、ドラッグストアー、コンビニ、飲食業、家電量販店など、チェーンストアと呼ばれる業態を持ち込んだのがこの勉強会です。日本の小売店で断トツ1位の会社や、ファッション業界で世界有数のファストファッションの会社もこの勉強の系譜です。
学ぶ内容によって会社の成長は大きく変わってきます。
逆に言うと、学んだ内容によってはいくら勉強したって大きくなれないわけです。
一方、いつまで経っても中小企業のままの会社も多いですが、それは中小企業には中小企業のやり方があると言って、売り上げに関係ないことばかりを学んだりしています。それでも多少は売り上げに影響がありますが、根本的なところでビジネスの本質からずれているので、一向に成長をしないのです。どんどん大手企業と差がついていくだけとなってしまいます。
先ほども書きましたが、必ずしも規模が大きくなることが正しいとは限りません。ただ、最低限ビジネスが伸びないと、やっていても心から楽しめないでしょうし、口先だけではない本当の夢も追えないでしょうし、何より家族、友達、一緒にビジネスをしてくれる仲間・取引先に対しても申し訳が立たないと私は思います。
では、ビジネスを大きくする・成長させることは難しいのか?もちろん、簡単ではありませんし努力は必要ですが、大前提として「正しいビジネスのやり方」というものは存在します。それを知って実践するか、知らないままで別の間違った方法をやり続けるか、その違いだけなのです。
スポーツや習い事などなんでも、下手な人に教えてもらうよりうまい人に教えてもらった方が上達が早いのは誰でも理解できますよね。なのに、ビジネスに関していうと、下手な人(口だけうまい人)に教えてもらう傾向にあります。だから上達しないのです。
もう一度言いますが、「正しいビジネスのやり方」というものは存在します。
今、大手と言われている企業は自身が中小企業の時からこれを学び実践していったのです。だから大手になれました。大手だって最初は中小だったのです。であれば、現在、中小企業の人々もこれを学ばなければ絶対に成長することはあり得ません。
つまり、中小企業がやるべきことは大手がやってきた学びを真似することです。
なのに、何故、今の中小企業はこれを学ばないのでしょうか?
答えはシンプルです!大手は大手であり、中小企業は中小企業なりのやり方がある、というデタラメな認識が常識となってしまっているからです。
どこにその根拠があるのでしょうか?
ビジネスが大きくなる・成長する大原則があります。
大手はこれを学んで実践したのです。一人で勝手に大きくなったわけではありません。
ビジネスとはお客様の生活を支えること、役立つことです。
つまり大手とはお客様が支持して大きくしてくれたのです。
もちろん、社長の考えもあるので必ずしも大きくなることだけが美徳ではありませんが、
小さいままの会社というのは結局のところ、お客様から支持されていないのです。
お客様の役に立っていないから小さいままなのに、お客様を無視した関係ないことばかりを学び、自分たちの考え方を押し付けたビジネスをしているからいつまで経っても売り上げが大きくならず同じままなのです。
そこを変えるだけで劇的に勝手に売り上げは上がっていきます。
当社ももちろん、大手とは言えるほどではなくまだまだ全然小さいですが、ビジネスの立ち上げ前後からこの勉強をつづけ、スタートした会社も3年ほどで一人で売り上げは6倍まで成長しました。今後も更なる成長中です。
正しい努力を続けていけば必ず伸びていきます。そうした大手からすると当然と思われているノウハウもまだまだ知られずにあるのです。
認証のやり方と併せて、このノウハウと中国ビジネスを絡めながらビジネスを伸ばしていく方法について書いていきます。
Contents
売上げは自社が売った金額の合計ではない
まず最初に「経営の原理原則(以下、原則)」の根本となる考え方について説明させていただきます。
売り上げ○○億円突破!とか、月商○○百万円記録あなたもすぐに出来ます!という類の広告などを見かけたことがある方は多いと思います。
売った=自分の実力=すごい!という図式が垣間見えるようですが、原則ではこれを真っ向から否定します。
そもそも売上げの定義として、売上げ=売った金額の合計ではない、売上げ=お客様が買い上げた金額の合計であるとしています。
これって言葉遊びのようにも見えますが、ビジネスの本質を考えるうえで非常に大事な捉え方になります。自社で売ることをビジネスとしてしまうと、お客に関係ないものを営業・接客で売ったものまでが売り上げとなってしまいます。
もちろん、それで少々の収益になりますが、それはいずれ枯渇してしまいます。私が知っている営業力を自慢とした会社はすべて潰れました。
そうではなく売上げ=お客様の買い上げた金額合計とした時、大事になるのはどうやってお客様が必要となるものを取り揃えて、告知して、販売ルートに乗せるかどうかの問題になります。そしてそのオペレーションが出来上がれば、自然とモノ・サービスは売れていくようになるのです。
極論を言えば、個人の実力とかはあまり関係なく、ビジネスの仕組みの問題であったりします。例えば、日本一の売上高を誇るコンビニチェーンで、販売員(店員)の実力(営業力)を駆使して売っていますでしょうか?基本的に、品出しして、レジに立って会計入力しているだけです。
売上げを伸ばすという目的で言えば、それだけなのです。
やっていることはお客様が欲しい商品を集めて、それが欠品しないようにオペレーション体制を整えて、お客様が来店しやすいようにトイレを付けたり、ATM開発したり、コピー機を設置したり、宅急便などの物流手配ができるようにしているのです。
そうすれば自動的に売上げは上がっていきます。
自分磨きではなく商品磨きをしよう
一方、伸びたいのに伸びない中小企業に限って、社員に対して心構えとか修行と称して自社の掃除を強要したり、自身も倫理を学ぶセミナーに参加するなど、ビジネスとは関係のことばかりをやっています。
中小企業が生き残る道は、そうしたことしかないと言わんばかりに。
そして素晴らしい人間ですので商品を買ってください、と言ってもお客様には相手にされないでしょう。
私は決してそうした行為を否定しているわけではありませんし、人間として大事なことだとも思いますが、あくまでビジネスという観点から言いますとハッキリ言って不要です。
お客様は、見ず知らずの人間の人間性などは関係なく、自分にとって必要な商品・サービスが欲しいだけなのです。
私も以前に、開口一番、自分も幼い頃に父親を亡くして大変な思いをしながらここまでやってきました、という保険営業がいてドン引きしたことがあります。ただ、周りの関係組織の付き合い上仕方なく契約しましたが、その後も書類ミスを連発するなど、最初の営業トークとの落差に辟易したことをよく覚えています。
もちろん、先述のコンビニのようにお客様が求めるものをフルスペック揃えることは難しいですが、今ご自分がやられているビジネスの中で、お客様が本当のほしがっている商品・サービスをもう一度徹底的に見直してみましょう。
必ずしも現在自社で扱っているものの中にはその答えなく、むしろ今自社では扱っていないものが売れ筋だとすれば、それを手に入れる・扱える努力をしてみましょう。それこそが商品磨きの第一歩なのです。
決して売り方ではないのです。
売り方なんてのはほんの1~2割程度で、大事なのは商品問題です。
試しに、Amazonビジネスで販売してみればわかると思いますが、基本的に売り方なんてありません。
商品がよければ売れていきます。学ぶべきの本質はここにあります。
但し、ここで間違えてはいけないのはご自分が良いと思った商品でなく、お客様に売れる商品を集めてくるということです。ここは最重要です。
ここで商品磨きの仕方(一例)をご紹介いたします。
・探す
探し方の方法はたくさんありますが、日本国内でネットで探すのは参考程度にはなるかもしれませんが、調達をするという観点から言うと意味がありません。
ネットで出回っているという時点で多くの人の手を介していていることになり、商品として販売する目的であれば高値でしょう。
なかには、せどり・転売と称して国内の流通店を隈なく回っている方もいらっしゃいますが、あれはそれを専業にしないと時間的制約が多いようにも感じます。
おすすめとしては、やはり中国やASEAN諸国など原価が安いものを仕入れるルートを開発して、安定的に仕入れを行うことも一つの手だと思います。
・値を下げる
探すと対をなすものですが、日本だけではなく世界を視野にくまなく探していると、結構安く売っている・生産しているところが見つかったりします。
もちろん、それにはルートが必要になってきますが、そういうルートを少しずつ広げていくのもビジネスを大きくするための大事な仕事だったりするのです。ただ、あまりこういうところって見過ごされがちだったりします。こういう視点を持っているかどうかで今後のビジネスの成否を分けてくると思います。
・作らせる
ほとんどの方が知らないと思いますが、中国でサンプルを作らせるのはかなり安くできるんですよね。もちろん、モノによりますが。ちゃんとこちらで指示を出せば、結構忠実に作ってくれます。
中には難易度が高いものなどは時間がかかったりもしますが、それでもサンプル代金の値段を考えれば大したことはありません。
お客様が欲しがるOEM製品などを作り、小ロットから試し売りすることも可能なのです。これも知っているかどうかの問題です。
・他では扱えないものを扱ってみる
それでも同業他社と被ってしまいなかなか利益が取れないということであれば、例えば、本サイトでご紹介している認証製品の取り扱いを検討されてみるのも一案です。
一連のこれらは当社で全てルートの手配はできますので、商品アイデアだけお持ちいただけば対応も可能です。アイデアのブラッシュアップについてもご相談は承っています。
中国の掃除機工場訪問時の写真①:写真左がマネージャー、中央が社長、右が堀
商品が売れることを前提にしているコンサルタントの大間違い
コンサルタントが「モノが飽和化している今、誰から買っても同じだからこそ、あなたが魅力的になる必要がある」と言って自己磨きを求めるのをよく見かけますが、半分本当、半分嘘(ポジショントーク)です。
確かにモノは飽和化していますが、お客様が必要とする商品はまだまだ五万とあります。それを探す努力させる前に、自己磨きはお客様への冒涜だと私は思います。扱っているものにもよりますが、基本的にエンターテイメントなどではなく生活に必要なものであれば、自己磨きではなく商品磨きが最優先事項でしょう。
また商品を売った後の関係性作りが大切とか言いますが、そもそも最初にモノが売れないのです。ほとんどのコンサルタントが最初に簡単に買ってもらえるような商品戦略について指導することができません。それは自分で考えてって、というとそのコンサルタントの役割は何なんでしょうか?
また、仮に自己磨きの結果に大したことのない商品が売れたとしても、その数はすぐに限界が来ますし、じきに枯れてしまいます。まずはお客様に継続的に買ってもらえるような商品探しから始めてみましょう。
中国の掃除機工場訪問時の写真②
商品問題の多くは海外(中国)で解決できます
大手となったほとんどの企業は自社での商品開発に余念がありません。今では、一般的になっている商品も、創業者(商品開発担当者)が世界に出向き、生産地の発見などをして開発していったものが多くあります。
そういったことも何らかしらの形でお伝えしていければと思います。
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